J SPORTSオンデマンドは株式会社ジェイスポーツが放送するスポーツ専門チャンネルです。サッカーや野球をはじめとする人気競技から、マイナースポーツまで様々な競技を放送しています。国内最大規模の放送局ですが、最近はDAZNをはじめとする外資の参入や専門番組などが増えてきており、選択肢は広がっています。そこでここではJ SPORTSの特徴や強いジャンル、料金体系や他のVODサービスとの違いなどを説明します。
J SPORTSのサービス内容の特徴は、4つのチャンネルがあることです。それぞれ番号が振られており、チャンネルにより配信するコンテンツは違います。サッカーのJ1リーグとJ2リーグを放送しているチャンネル、海外サッカーを放送するチャンネル、ロードレースやラグビーを放送するところなどジャンルによって分けられています。そのため料金体系はひとつのチャンネルを契約するものから、セットプランや総合プランなど選択肢は様々です。ちなみにDAZNは総合プランしか選べません。
全てのコンテンツが見られる総合プランは月額2400円です。野球パックは月額1800円でサッカーフットサルパックは月額1000円となります。この他にもバドミントンは1800円、フィットネスは1000円と自分の見たいスポーツに合わせてプランが選べる仕組みです。契約するときは好みのパックを選んで、無料の会員登録を取得します。そして支払い方法を選んでください。支払い方法にはクレジットカードやキャリア決済などが選べます。現在、U25割という25歳以下は半額となるキャンペーンが実施されているので若い人にはおすすめです。
J SPORTSはスポーツ中継だけでなく、オリジナルの番組も充実しています。ひとつ例を挙げるなら、サッカーの情報番組「FOOT」は20年続く長寿番組です。月曜日から金曜日まで放送する帯番組で、世界で起きているサッカーニュースを独自の視点で紹介・解説しています。VODは比較的新しいサービスが多いので、このように歴史のある番組が多いことや安定性は他にはない強みでしょう。
なおスポーツ中継には放映権という問題があり、これを取得できるかどうかで配信できるかが変わってきます。2020年は、世界最大の大会の一つである「チャンピオンズリーグ」がどのVODサービスでも視聴できないことで話題となりました。J SPORTSも放映権問題により、シーズンによって放送できるコンテンツが変わることがあるのは注意してください。